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2006年12月31日

大晦日

夕方ギリギリで大掃除が終わった。
…と言っても、マメに掃除している人から見れば、
普通の掃除じゃんと言われそうだが(笑)

年越しそばならぬ、年越しうどんを食べた。
夕飯を鶏肉ときのこの鍋にしたので、その汁を使って、煮込みうどん。

年越しだけは子供たちも夜更かしOK。
一緒に紅白歌合戦観ております。

ではみなさま、良いお年を…!
posted by きーまま at 22:37| 東京 | Comment(4) | TrackBack(0) | 育児日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月30日

あんな末っ子ですが

未だに「ちゃちちゅちぇちょ」だし、
エビのことを「へびちゃん」と言うし、
七五三のことを「いちごちゃん」と言うし、
困ったことにまだトイレを教えてくれない末っ子ですが。
12月20日に4歳になりました。バースデー

あたしと旦那とおばあちゃんと末っ子で大型スーパーに行って、
末っ子のプレゼントを選んできた。
おもちゃ売り場をうろうろして、末っ子が選んだおもちゃがこれ。
アンパンマンのおもちゃ

すると、おばあちゃん。
「私が買ってあげるよ」と言って、買ってくれちゃいました。
じゃあ、これはおばあちゃんからのプレゼントだってことで、
あたしら両親からは別のプレゼントを買うことにした。
おもちゃばかりっていうのもちょっとね、ってことで、
今度は子供服売り場をうろうろ。
上着や服は、上の子のお古とかいっぱいあるし…。
なんて考えながら歩いていると、子供靴の売り場が目に入った。
ブーツなんてどう?と旦那と話して、
何種類かあるうちから、末っ子のサイズに合う物をいくつかチョイス。
で、あたしと旦那と末っ子3人が納得したのがこれ。
ブーツ

末っ子がかなり気に入ってくれて、出かけるときはいつも掃いてます。

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posted by きーまま at 23:59| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 育児日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月29日

最近の水槽

最近は更新がなかなか出来なくて、子供ネタも溜まっているのですが…。
今日は金魚のお家に新しく入ったお仲間を紹介。
大和沼エビ

大和沼エビです。
水槽の苔や汚れを食べてくれる、小型のエビ。

最初は金魚の為に水槽をきれいにしてもらおうと買ってきたのだが…。
動きが可愛らしくて、金魚よりエビのほうをよく見ていたりして(笑)

それがさぁ、うちの食欲旺盛な金魚ども。
エビを食いやがります。
弱肉強食でしょうがないっちゃしょうがないんだけどね…。
金魚の為に買ってきたはずのに、
今じゃエビを食う金魚が憎ったらしいったら(笑)
15匹ほどいたエビも、今じゃ3匹になっちゃいました。
金魚は相変わらず、今日も贅沢な水槽でのびのびと泳いでやがります。

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posted by きーまま at 23:59| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 水槽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月27日

僕の歩く道 最終回

動物園の事務室で勉強を続ける輝明。
「オオタカは、全長約50センチ。
翼を広げると、約100から130cmの中型の種です。
非常に飛翔能力が高く、小型の鳥を空中で捕獲し、捕食します。
優れたハンターであることから、厳しい訓練を経たのち…」

輝明の後ろでは、都古が安心しきったように眠っています。
ジンジンの様子を見てきた三浦くんが事務室に戻ってきました。
「大竹さん。」
「はい。」
「ジンジン、元気になってきましたね。」
都の姿を見て驚きます。
「河原先生!?」
「都古ちゃんが、寝ています。」
目が覚める都古。
「都古ちゃんが、起きました。」
「寝ちゃった。
あ!お邪魔してます。」

「久しぶり。」
「はい。」
「今日は、何?大竹さんに会いに来たの?」
「はい。」
都古は笑顔で答えました。
先週の復習がなく、最後のシーンからの続きからでしたね。
都古は輝明に会えたこと、本当に嬉しかったんですね。
そして、輝明もまた…。

帰宅する輝明。
「ただいま。」
「お帰りなさい。」
玄関で出迎えるお母さん。
「都古ちゃんが、来た。」
「え?」
「こんばんは。」都古が顔を出します。
「あ、こんばんは。」
「家、出ちゃいました。」
秀治、りなが驚いて玄関を見ます。
「家出したってこと?」
小学生らしい幸太郎のストレートな質問。
「しーっ!」
と真樹が慌てます。
「うちに泊まればいいわ。
さ、あがって。」

理由を聞かずに温かく迎え入れるお母さん。
「どうぞ。」
笑顔で迎え入れる真樹。
「ありがとうございます。」
子供のときとか、やはりこんな風に突然家を出て、
泊まりに来たことがあったのでしょうか。
理由も聞かずに迎え入れられる、温かい家庭ですね。

大竹家で都古も加わり、食卓を囲みます。
スープを飲み、溜息をつく都古。
「温かい。」穏やかに笑います。
「たくさん食べてね。」
「たくさん食べてね。」
「はい!」
温かいのは、スープ?大竹家?いやいや、両方ですね。
「都古ちゃん、聞いた?ロードバイクのレースのこと。」と秀治が都古に話し掛けます。
「手紙にレースに出たいって書いてありました。」
「輝明、レースに出るから。」
「お兄ちゃん、反対じゃなかったの?」りな。
「出るんだよな。」
「出たい。」
「出よう!」
「出よう!」
「出よう!」
「出よう。」
喜び合う都古、秀治、りな、幸太郎。
しかし、お母さんだけは不安げな表情をしていました。

秀治の家で秀治に話し掛ける真樹。
「輝明さん、レース大丈夫なの?」
「さあな。
自転車レースは、俺が手を引いて走るわけにはいかないから。」

「えー?」
「真樹は、夢ってある?」
「ふっ。いや…今さら夢なんてないけど。」
「俺もない。
輝明にとってレースに出るのが夢だとしたら、俺は輝明が羨ましい。」

そうねえ。
大人になるに連れ、夢って忘れてしまいがちですよね。
夢を見ることすら忘れてしまう。
だから、夢を持って行動している人を見ると、
やっかんだりバカにしたりしながらも、
つい応援したくなっちゃうんですよね。
うちの旦那の夢は、居酒屋経営。
あたしは秀治と同じ、その夢を応援する立場です。
あたしの夢…?
・・・( ̄  ̄;) うーん
息子のジャニーズ入り?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

和室で布団を引き、寝る準備をする都古とお母さん。
「明日、私、堀田先生の所に行くんだけど…
都古ちゃん、ここにいてくれていいからね。」

「テルのことで気になることでもあるんですか?」
「ううん。今は別に…大丈夫なんだけどね。
ちょっと相談したいことがあるから。」

「何かあったんですか?」
「もしも私に何かあったとき…。やっぱり、輝明のことが心配だから。
りなや秀治にはそれぞれの生活があるから、負担をかけたくないし。

「私も一緒に堀田先生のところに行ってもいいですか?」
「え?」
難しいですよね…。
自分が見られなくなったとき、自閉症の息子は誰が見るんだろう。

都古への手紙。
「都古ちゃんへ
今日は動物園に仕事に行きました。
都古ちゃんが家に来ました。
レースに出ます。」


堀田医師を訪ねる2人。
「ここのところ、輝明の将来のことばかり考えてしまうんです。
やはり…不安で。」

「実は…前から思っていたんですが、輝明さん、もう32歳ですよね。
この年齢の男性なら普通、家を出て、
時々実家に戻るという生活になりますよね。」

「え?」
「確かに、輝明さんには、自閉症と言う診断はついていますが、
適切なサポートを受けながら、出来るだけ、
自立した生活をしていける様にした方がいいんじゃないでしょうか。

「輝明を、どこかに預けるってことですか?」
「はい。」
「でも…。」
「世間では、施設に子供を預けるなんて、
冷たいんじゃないかって言う人もいると思いますが、
そんなことはありませんよ。
自閉症の人は、自分で出来るということが好きで、
周りから干渉されることは好きではありませんから。
家を出ることは、輝明さんの為にも、ご家族の為にも、いいと思いますよ。」

「どんな場所があるんですか?」
「例えば、グループホーム。」
「グループホーム?」
「障害を持つ人たちが、1つの家で、一緒に生活しています。
1人1人自分の部屋があって、リビングがあり、好きなところで過ごします。
食事のときはみんな一緒です。
食事を一緒に作ってくれたり、苦手なことを手伝ってくれる人が、
そこにはついてくれます。
苦手なことを補いながら、出来るだけ、自立した生活をするのが目的です。

「テルなら出来ますよね!」
「出来る様にしていきましょう。
そうなれば輝明さんも、
より誇りを持って生活していけるようになるんじゃないでしょうか。

「はい!」
希望の光が見えたかのように笑顔で答える都古。
それとは対称的に、不安と淋しさが入り混じった顔のお母さん。
「はい…。」
先週の真樹のおしゃべりは、これの伏線だったのか!!
しかし、面倒臭がって追い出すのと、自立させるのとでは違います。
真樹の場合、幸太郎の一件があるまでは、前者でした。
関わりたくないが故に、面倒を見るなんて真っ平よ!って感じで。
息子に負担をかけて、視野が狭くなっていたことに気付いた真樹。
先週はどんな思いでグループホームの話をしてたんでしょう。
あたしも、施設に預けてしまうのは冷たいと思っていました。
でも堀田医師の言うとおり、輝明には
出来る事の喜びや干渉される事を嫌う
というところがあるんですよね。
お母さんにも、子離れのときが来たようです。

動物園で柵の中の鳥を見つめる輝明。
「大竹さん、どうしました?」
「鳥は、ここを出たら、どうなるんですか?」
「ここを出ても、生きていける鳥もいれば、
生きていけない鳥もいると思います。」

輝明、何かを察したのでしょうか。
自分の巣立ちのことを考えてる?
それとも、河原家を出てきた都古のことを考えてる?

動物園の事務室で、古賀さんが輝明に話し掛けます。
「大竹さん、ロードバイク乗ってるの?」
「乗ってますよね!休みの日は必ず乗ってるんです。」
「そう。」
「レースに出ます。」
「え、ロードバイクのレース?」
「はい。40km。」
「40km!?」と他の従業員。
「すごいなぁ。」
「それ、俺聞いてないですよ!何で言ってくれなかったんですか。」
すねる三浦くん(笑)
「ごめんなさい。」
「いや、いいんですけどね。」
古賀さんが笑います。
三浦くん、すっかり輝明ファンになってますね(笑)
「いやいやいやいや…ね、ね、みんなちょっと聞いてよ!
ジョージのやつにおしっこ引っ掛けられちゃった。はははっ。」

楽しそうに事務室に入ってくる園長。
古賀さんを始め、従業員たちが園長を見て微笑みます。
「何?」
「楽しそうですね。」
「はい!楽しいです!!」
具合が悪くなったクッピーのことですったもんだがありましたが、
今は園長も動物大好き。
園長と古賀さんの関係も良くなってますね。
電話が鳴り、女性従業員が出ます。
「少々お待ちください。園長。」
「はい。」
「本社の高野常務からお電話です。」
「はい。
はい、お電話代わりました久保です。
…はい。 すぐに伺います。」


園内をゆっくりあるきながら、動物たちを見る園長。
本社で常務に言われた言葉を思い出していました。
「来園者数、増えたじゃない。」
「は。クッピーとマーボが、大人気なんです。
ちょっとした仕草が、もう本当に可愛らしいんですよ。」

「久保君。」
「はい。」
「そろそろ本社に戻らないか。」
動物たちを見ながら、考え込む園長。

千晶と食事をする都古。
「良かったね、いい部屋すぐに見つかって。」
「お世話になりました。」
そう言い、千晶にお辞儀をする都古。
「ううん。」
「部屋も見つかったことだし、明日雅也さんに会ってちゃんと話してくる。」
「普通さ、ちゃんと別れてから部屋探しとかしない?」
「それだと部屋が見つかるまでの間、テルは私への手紙どこに出せばいいの?」
「あ…うん、そうだね。
都古への手紙は、永遠に続くんだろうね。」
笑顔で頷く都古。
自分のことより輝明優先。
もう、輝明のことしか考えていない様子ですね。
輝明に癒されただけではなく、輝明に恋してる?

ダイニングテーブルでイスに座り、
「〒154-0019
世田谷区緑ヶ丘5−8−10−205
松田都古」
と書かれたメモを見る輝明
「これ、都古ちゃんの新しい住所。」
「新しい住所。」
「そう。」
「松田都古。」
「都古ちゃん、また、松田都古って名前に戻るからね。」
「どうして?」
「そのこと都古ちゃん、輝明に話したいって言ってた。
今度、話してくれるから。」

「手紙、書いてくる。」
「はい。」
手紙を書きに、自分の部屋に行く輝明。

都古は河原の家に行きます。
家に入ると、キッチンには汚れた食器、部屋中に脱いだままの服、
テーブルには新聞や郵便物が散らかってます。
郵便物の中から輝明から送られた葉書がありました。
その葉書を手に取る都古。

しばらくして、河原が帰宅します。
玄関にある都古の靴に気付きます。
「都古。」と呟き、いそいそと部屋に入る河原。
部屋はもう片付けられていました。
そして、ダイニングで座って待っていた都古。
「お帰り。」
河原の手には郵便物。その中に、輝明からの葉書もありました。
「すまなかった、都古。
どうして都古が出ていったのか考えたんだ。
確かに俺は人の目ばかりを気にして、
都古にいい妻であるようにああしろ、こうしろって言い過ぎた。
これからは、治すようにするよ。」

「ごめんなさい。」
ホッとする河原。
「この封筒の中に、離婚届が入っているから。」
河原の顔が強張ります。
都古は輝明からの葉書を抜き取って、席を立ち、家を出ようとすると、
河原は都古を引き止めます。
「話、終わらすなよ!」
そのとき、ビリッと音がして、輝明からの葉書が破れてしまいました。
葉書を見つめる都古。
「なあ都古。」
「返して!テルからの手紙、返して!」
「俺たちのことよりこの手紙の方が大事なのか?
ずっと思ってたけど、こんなものいつまで続ける気だよ!
一生彼に関わって面倒でも見るつもりかよ!」

葉書を見つめてた都古が、河原の目をしっかり見て…
「私、気付いたの。
テルが私を必要としてたんじゃない。
私が、テルを必要としてたの。」

破れた葉書を手に取り、家を出て行く都古。
河原は呆然と都古の背中を見送りました。
輝明のことで頭がいっぱいなんですね。
輝明に恋愛感情があるのかわからないけれど、
輝明は都古ちゃん大好きだし、都古は輝明を必要としています。
二人三脚で人生を歩めるといいですね。

動物園で大きな鳥の柵を見つめる輝明。
また、鳥が出て行くことを考えているのでしょうかね。

帰り道、いつもの野原で自転車を押す輝明。
あの木の前で都古が待っていました。
「あ、都古ちゃん。」
「テル。」
「都古ちゃん、こんにちは。」
「こんにちは。」
「手紙、出したから。」
「うん。待ってる。」
「松田都古。」
「うん。また松田都古になったんだ。」
「どうして?」
「河原さんとの約束、守れなかった。」
「結婚っていうのは、ずっと一緒に仲良くしようって、約束すること。」
「うん。でも、守れなかった。
約束は守らないといけないのに…」

泣き出しそうな都古。
「河原さんと、仲良く出来なかったの?」
「うん。」
「都古ちゃん、悲しい?」
「もう悲しくない。」
そう言うと、都古は微笑みました。
都古の笑顔を見て、輝明も微笑みました。
そして、輝明が自転車を押し始めると、都古が後からついて行きました。
いつも都古に引っ張られ、都古の後をついていく輝明でしたが、
ここでは都古が輝明について行くと言う形になりましたね。
そこは、都古の気持ちを美味く表現しているなあと思いました。
ただ…結婚のことすらあまりよく理解していない輝明に、
離婚のことが解るのでしょうか…。
離婚したら名字が松田に戻るってこと、理解できるのかなあ。

2人は亀田さんのお店に入ります。
「いらっしゃい。」
と亀田さん。
「こんにちは。」
「こんにちは。」
都古を連れてきた輝明を温かく迎えます。
カウンターに座る輝明と都古。
「コーヒーのお砂糖はスプーン一杯です。」
そう言いながら、砂糖を入れ、コーヒーを混ぜる姿を、
都古は微笑んで見つめていました。
同じタイミングでコーヒーを飲む2人が微笑ましかったですね。
「ごちそうさまでした。」
と言い、輝明が250円を出すと、
「こういうときは、彼女の分も払わないと。」
と亀田さんが耳打ち。
「どうしてですか?」
「ごちそうしてあげるもんなの!」
「僕のお金なのに。」
「そう。2人で500円!」
そう言い、亀田さんは250円を返します。
「2人で500円。」
輝明が500円玉を亀田さんに支払いました。
「はい、ありがとうございました。」
「テル、ありがとう。ごちそう様でした。」
「どういたしまして。」
腑に落ちない感じの輝明と、嬉しそうな都古が店を出ます。
亀田さんはそんな2人を微笑ましく見ているのでした。
腑に落ちていない輝明の表情が上手かったですね、つよぽん。
亀田さんは、輝明が自閉症だということを聞かされていません。
どこか普通の男性と違うとは思っているのかもしれませんが。
なので、障害者という風に扱わないんですよね。
自転車好きの友達?先輩と後輩?のような感じで接してます。
もしも、輝明が自閉症ということを先に耳にしていたら、
このような気遣いはなかったんじゃないかしら。

ロードバイクのレースに向けて、輝明の訓練が始まります。
亀田さんが輝明を指導しています。
「じゃあ大竹君、今度は僕の後ろについて。」
「はい。」
「いい?」
亀田さんがスピードを上げ、輝明は亀田さんについて行きます。

動物園の事務室。
「私、離婚しました。」
と園長に報告する都古。
事務室にいた他の従業員は驚いて都古を見ます。
「今、獣医の募集はしていますか?」
「あ、これから募集しようと思っていたところです。
2ヶ月後にネコ科の動物を新しく入れることになったんで、
それに伴い、獣医と飼育係を募集するつもりでした。
松田先生。是非また、うちの動物たちを診てやって下さい。」

「はい!ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
…あ、今から動物たちに会いに行ってきてもいいですか。」

「もちろんです。」
嬉しそうに事務室を出て行く都古。
「じゃ、」
と言い、次の仕事をしようとする園長を、古賀さんが呼び止めます。
「園長。園長のことが噂になっています。」
「噂って?」
「本社に戻られるって、本当ですか?」

夕方になり、事務室に園長と古賀さんが2人。
「本社の話は断るつもりだよ。」
「どうしてですか?」
「私は今、ここの仕事が楽しいんだ。動物たちも可愛いし。
正直、今更本社って言われてもピンとこないんだよ。
前はあんなに本社にこだわってたのに。」

そうでしたよねえ。
園長は出世にこだわった人でした。
しかし今は、出世よりも、動物園の動物のほうが気がかりに。
しかも、常務に「何てことをしてくれたんだ!」
と怒鳴ってしまいましたからね。
出世を諦め、動物を本当に可愛がれるようになって、
その結果、来園者数が伸びて、出世の話が。
皮肉なもんですね。

亀田さんの店に、秀治、輝明、りな。
「弟がお世話になっております。
今度、コースの下見にも連れてって下さるそうで、ありがとうございます。
初めてのレース、亀田さんに一緒に走っていただけて、心強いです。」

「一緒には走りませんよ。」
「え?」
「僕は別のレースに出るから。」
「…そうですよね。」
「コーヒー、冷めますよ。」
「あ…はい。」
自閉症者の家族と、自閉症とは知らないで付き合っている人との
温度差がはっきり出るシーンでした。
りなと輝明の隣に戻る秀治。
「ねえ、この前の話、まだ大丈夫?」
「この前の話って?」
「就職。お兄ちゃんの友達の会計事務所。」
「ああ。」
「お願いしたいんだけど。」
「私は私がしたいようにするんだから!…って言ってなかった?」
「あっ。バイトの時間。」
ごまかすように言って席を立つりな。
「遅刻すんなよ!」
温かい表情でりなを見送る秀治。
「うん。さようなら。」
「さようなら。」
りなも自分が進む道を決めましたね。
堀田医師に本音をぶちまけて、スッキリしたんでしょうね。
ごまかしたときの、りなの表情が可愛かったです。

大竹家のダイニングで、パンフレットを見せながら、
輝明にグループホームの説明をする都古。
「グループホームに行ったら、テルはそこから仕事に行って、
そのグループホームに帰るの。
ご飯を一緒に作ってくれたり、
苦手なことを手伝ってくれる人はちゃんといてくれるからね。
仕事が休みの日はこの家に戻ってきて過ごすんだよ。」

パンフレットをじっと見つめる輝明。
積極的な都古とは裏腹に、お母さんはどこか淋しそう。

都古への手紙。
「都古ちゃんへ
今日は、仕事が休みでした。
ロードバイクに乗りました。
都古ちゃんが、グループホームの話をしました。」


グループホームのパンフレットを見て考えこむお母さん。

動物園でまた、輝明は柵の中の鳥たちを眺めています。
「大竹さん、この場所気に入ったみたいですね。」
「三浦さん。」
「はい。」
「トビはいますか?」
「トビはいません。トビが見たいんですか?」
「ピー、ヒョロロロー。」
「トビの鳴き声ですね。」
「ピー、ヒョロロロー。」
なぜ、急にトビ!?
園にはトビはいないんですよねえ?
園にいないトビを自立と結びつけるのは難しいような…。

夕飯を食べ終え、食器を洗い終える輝明。
すぐに食べ終わった幸太郎。
「ごちそう様。」
「はーい。」
「輝明おじちゃん、ゲームやろう。」
「うん。」
ゲームをしに、ダイニングを出て行く輝明と幸太郎。
遊びに来ていた都古が口を開きます。
「おばさん、今度テルを連れて
グループホームに見学に行ってきてもいいですか?」

「グループホームって?」
「あ…。まだ話してなかったんですか?」
「…うん。」
「どういうこと?」
「堀田先生に言われたの。
輝明、適切な援助を受けながら、
出来るだけ自立した生活を送ったらどうかって。
それで都古ちゃんが、グループホームのことを調べてくれているの。」

「聞いてないよ、そんな話。
一言相談があってもいいんじゃない?」

「すみません」
「いや、都古ちゃんが謝ることないって。
お袋、どうして言ってくれなかったの?」

「私が元気なうちは、
輝明…この家で過ごせたらいいんじゃないかって、思ったから。」

「えっ?おばさん、テルには少しでも
自立してほしいって思ってたんじゃないんですか?」

「うん。そうなんだけど…。私、まだ元気なんだし。」
「おばさんが元気なうちに、
テル、少しでも自分のことは自分で出来るようにしよう
ってことじゃないんですか?」

不安・淋しさ・心配…複雑な心境をうまく話せないお母さん。
「ね、その時になってから考えればいいんじゃない?」
「その時…。」
「お袋に、もし何かあったとき。
その頃輝明、今より、自分でいろいろ出来るようになってて、
そのままここで暮らせるかもしれないんだし。」

「それって、お兄ちゃんがここで一緒に暮らすってこと?」
冷静なりなの言葉に、思わず身を乗り出す真樹。
「だから、その時になってから考えればいいんじゃないか
って言ってるんだよ。」

「その時じゃ遅いかもしれないから、今からやろうって!
…すみません。なんか、私が口出しすることじゃないですよね。」

「ううん。そんなことない。」
都古が言いたい事もわかりますが、
やっぱりお母さんとしては心配なだけではなく、淋しいんでしょうね。
秀治も同じ思いかな。お母さんの気持ちを察しての言葉だったのかな。
そして、真樹の事も気遣っている。
真樹は身を乗り出して、何を言おうとしたのでしょう。


食事も終わり、帰る都古を玄関まで見送るお母さん。
「ごちそう様でした。」
「都古ちゃん、かえってごめんね。」
「いえ。お邪魔しました。」
「気をつけてね。」
「はい。」

秀治は自分の家に戻り、真樹に話をします。
「さっきの話だけど、
別に俺がずっと輝明の面倒を見るって言っているわけじゃないから。」

「でもそうしたいと思い始めている…でしょ?」
「輝明には、迷惑かけられっぱなしで、嫌な思いもたくさんした。
何で俺がこんな思いをしなきゃいけないんだとか、
何で輝明は俺の弟なんだって、何度も思った。
でもしょうがないよ。
輝明は、俺の弟として生まれてきたんだから。
すまない。」

「ずっと、認めたくなかったんだけど…。
私が幸太郎を追いつめているって気付けたのは、輝明さんのお陰なのよね。
先のことはわからないし、一緒に住めるかどうかもわからない。
でも、輝明さんには感謝してるから。」

「ありがとう。」
おお、クソ女も素直になったじゃねえか。
秀治家にも穏やかな風が流れるようになりました。

そのころ大竹家では、お母さんがリビングで考え込んでいました。
りながお母さんの近くに座ります。
「はぁ〜。りなは、輝明のこと、どう思う?
うち出たほうがいいと思ってる?」

「お兄ちゃんがしたいようにするのがいいと思う。
お兄ちゃん、どう思っているんだろうね。」

また考え込むお母さん。
りなが一番冷静ですね。
そう、輝明の人生なんだから。輝明がどうしたいかが一番大事なんですよね。
本人が何も言っていないのに、周りがあれこれ言うことではありませんね。

都古への手紙
「都古ちゃんへ
今日は、動物園に仕事に行きました。
都古ちゃんが家に来ました。
ご飯を食べました。」


動物園の事務室。
デスクで仕事中の園長に古賀さん。
「園長、お話があります。」
「何?」
「本社に戻って下さい。」
「本社?ああ、何を急に言い出すかと思ったら…。
そんなに私をここから追い出したいわけ? 
でもね、そうはいかないよ。しぶとく居座らせてもらいますからね。」

と、笑顔で答える園長。
「冗談言っている場合じゃないですよ。」
三浦くんの声に園長が顔を上げると、
従業員のみんなが立って、園長を見つめていました。
輝明もゆっくりと立ち上がり、園長を見ます。
園長は立ち上がり、
「ここで働きたいんだ!
ここの動物園をもっともっと良くしたいと思ってる。」

「本社に行って、それをやって下さい。」
「本社にもいてくれないと困るんです。
動物に愛情がある人が。」

従業員たちは、にこやかに園長を見つめました。
従業員の顔を見た園長は、言葉もなく…。

亀田さんとコースの下見をしながら練習する輝明。
トビの鳴き声に気付き、止まって空を見ます。
亀田さんも止まり、振り返ります。
「どうした?」
「ピーヒョロロー。」
「トビか。いた?」
「いません。」
「行くか。」
そう言うと、先に行く亀田さん。
輝明は空をじっと見つめて、トビを探していました。

動物園の事務室で挨拶をする都古。
「獣医の松田都古先生です。」
「この動物園でまた仕事をすることができ、とても嬉しく思っています。
よろしくお願いします。」

従業員たちが温かく拍手します。
輝明はただ立っているだけでした。
「大竹さん、拍手です。」
と三浦くんに耳打ちをされ、輝明も拍手。
「えー、それからみなさんにご心配をおかけしていた件ですが、
来年度より、本社に戻ることになりました。
みなさんの期待に答えられるように、本社で務めていきたいと思います。」

園長に大きな拍手を送る従業員たち。
「大竹さん」
三浦くんがまた言おうとすると、今度は自分から拍手ができました。

レースが近づき、本格的に練習する輝明。
家族も応援しています。
「お兄ちゃん その調子!」
と言いながら輝明と一緒に自転車で走行するりな。
「お父さん、早く!」
「漕いでるよ。」
「速〜い!」
輝明の後ろを自転車で追う幸太郎とペースダウンしてしまった秀治。
そして、真樹は道路わきでタイムを計ります。

動物園の仕事も張り切る輝明。
馬の蹄の手入れをする輝明の姿を、都古は嬉しそうに見ていました。

動物園の人たちも輝明の練習に付き合います。
自転車で先に走っている三浦くんを軽く追い越す輝明。
「よーし、その調子だ!」
三浦くん、ちょっと悔しそう(笑)
「大竹さん!」
「頑張れ、頑張れ!」
「大竹さん!」
「頑張れ、頑張れ!」
「大竹さーん!」
道端から応援していた園長と古賀さんが走って輝明を追いかけます。
「テル!お弁当だよ。」
道端から手を振る都古。
「都古ちゃん。」
と言いながら素通りしていく輝明。

「あーあ。痛い?」
大竹家のリビングに座り、足を出している輝明。
その足は、マメが潰れて真っ赤になっていました。
優しく手当てをするお母さん。
「痛い。」
無表情で答える輝明。言い方が子供っぽくてかわいかった(笑)

レース用のスーツを買いに行く輝明と都古。
「テル、これは?」
都古が黄色のスーツを見つけます。
まんざらでもなさそうな輝明。

動物園の事務室。
「おれたち みんなからのプレゼントです。」
黄色いケースに入った黄色い水筒を手渡されます。
「ありがとうございます。」
動物園のみなさん、輝明の好みをわかってますね。

朝、仕事に行く準備を済ませた輝明は、都古からの手紙を読み返します。
「テルへ
テルは動物園の飼育係です。
テルの動物園の動物たちが元気でいられるよう、
一生懸命お世話をして下さい。約束です。」

りなはそんな輝明の姿を見つめ…。

動物園で象のフンを掃除する輝明。
にこにこしながら見つめる都古。
そしてまた、輝明は柵の中の鳥を眺めていました。

亀田さんの店の壁に貼られた、レースのポスターを見つめる輝明。
亀田さんが、輝明に語りかけます。
「俺が教えられることは全部教えた。
最後にもう1度、この言葉を贈る。
走るのは気持ちいだけじゃない。辛い時だってある。
風を感じ、空を感じ、大地を感じながら、辛さを乗り越えた時、
そこにはどんな世界が待っていると思う?
それは、ロードバイクに乗る者だけが知ることが出来る世界なんだ。

ポスターを見る輝明は、目を輝かせます。

レース前日、大竹家では夕飯を前に盛り上がっていました。
乾杯をする家族、そして都古。
「さあ、いよいよ明日は輝明のレースだ。
輝明、しっかりな。」

肩をすくめる輝明。
「そんなこと言うから緊張しちゃったじゃない。」
「ごめん。大丈夫だからな、輝明。
いつも通りやれば、必ずゴールできる。」

「はい。」
「僕も応援に行くからね。」
「とにかく、落ち着いてな!」
「お兄ちゃんが一番舞い上がってるじゃん!」
「今から舞い上がってどうすんのよね。」
「いただきます。」
都古、すっかり大竹家の一員になっちゃってますね。
今回もりなのツッコミが冴えてます(笑)

食後、自分の部屋に戻り、レースのビデオをじっと観る輝明。
壁には都古と選んだ黄色いスーツ。
ビデオを観ながら何を考えていたのでしょう。
イメージトレーニングしてたのかな。

リビングで心配しているお母さん。
「明日のレース、大丈夫かなぁ。」
「おばさん。
久しぶりにテルと一緒に仕事をして、本当に驚きました。
覚えた仕事はきちんとやってるし、動物たちのことをたくさん覚えてます。
動物園で働いて、テルにとっても
新しい世界が出来たんだなぁって思いました。」

「ロードバイクだってきっとそうね。
輝明の新しい世界なんでしょうね。」

「まだあると思います。テルの新しい世界。」
「都古ちゃんの言いたいのは、グループホームのことよね。」
「はい。もう1度、考え直していただけませんか?
テルにとって最初の一歩を踏み出すことは、とても大変なことだと思います。
踏み出せても、上手くいかないことの方が多いかもしれません。
でも、最初の一歩を踏み出せないと、前には進めません。

考え込むお母さん。
「おばさん…。」
新しい世界に踏み込む勇気、踏み込ませる親の勇気。
例え自閉症でなくても、新しい世界に最初の一歩を踏み出すって言うのは、
勇気のいることですよね。
それにしても、いくら幼馴染で輝明の良き理解者で出戻ってきたとはいえ、
大竹家にいる時間も長いし、入り込みすぎじゃないかい?都古。
当たり前のように大竹家に居座って、意見を主張する都古って一体…。

都古への手紙。
「都古ちゃんへ
今日は、動物園に仕事に行きました。
都古ちゃんが家に来ました。
明日はレースです。」

輝明が手紙を書き終えたとき、
「お兄ちゃん。入るよ。」
そう言って輝明の部屋に入ってくるりな。
「りな。」
「お兄ちゃん。明日のレースの時、
気持ちが落ち着くようにお守りを持っていた方がいいと思うんだ。」

「お守り。」

お母さんの悩む時間が続きます。
輝明が眠った後、輝明の部屋に入り、
壁にかけてあるレース用のスーツを見つめ、
そして、輝明が眠るベッドに腰掛けます。
布団を掛け直して輝明の寝顔を見つめるお母さん。
立ち上がって、輝明が都古への手紙を書く机の前に座ります。
写真たてを手に取り、悲しげに見つめます。
その写真は、いつもの野原の、あの木の前で撮った、
幼いころの輝明と都古の2ショット。
写真をそっと撫で、堪えきれずに涙が溢れてきました。

レース当日の朝。
都古と一緒に選んだレース用の黄色いスーツに着替え、
都古からの約束の手紙をケースに入れ、首に下げる。
「お守り。」
そう言って、手紙を胸に当てる輝明。
りな、粋な計らいですね。
このお守りが、レースでは重要になってきます。

リビングで地図を広げて、コースの確認をする秀治、りな、都古。
お母さんと真樹は慌ただしくお弁当の準備。
「何だか落ち着かないわねぇ。
あ、お茶でも入れましょうか。」

「あっ、じゃあ私やります。」
「ああ…。」
そこに、レース用のスーツを着た輝明が登場。
「あ!輝明おじちゃん!」
「いいじゃん!」
「似合ってる!」
「うん。」
「かっこいい!」
「かっこいい。」
照れる輝明。
笑顔で見つめるお母さん。

レース会場。
「さあ、スタート時間がいよいよ10分後に迫ってきました。
出場者のみなさんは、駐車場右側のテントでエントリー手続きを済ませ、
スタートフィニッシュ地点にお集まりください。」
とアナウンスが響き渡ります。
動物園の仲間たちも応援に来ました。
「あ、大竹さん!」
「どうも。」
みんな「おはようございます。」と口々に挨拶。
「おはようございます。」
「おはようございます。」

スタート地点。
ロードバイクに跨り、緊張気味に耳を両手でふさぐ輝明。
「選手並びに関係者のみなさん、おはようございます。
サイクリストにはすっかりおなじみとなりました、
富士山と紅葉に包まれた本栖湖周回コース
及び富士ヶ嶺40kmを使っての、
第17回、東都サイクルロードレース2006。」
アナウンスが流れ、いよいよ本番です。
輝明は耳をふさいだまま、
「走るのは気持ちいだけじゃない。辛い時だってある。
風を感じ、空を感じ、大地を感じながら、辛さを乗り越えた時、
そこにはどんな世界が待っていると思う?
それは、ロードバイクに乗る者だけが知ることが出来る世界なんだ。」

と呟きます。
「スタート30秒前です。」アナウンス。
秀治は輝明に寄り添い、家族や動物園の仲間は少し離れて見守ります。
店でポスターを見つめる亀田さん。
窓の外を見つめる堀田医師。

「第17回、東都サイクルロードレース 2006。
スタート5秒前。」
耳をふさぎ、緊張する輝明の肩を両手で押さえる秀治。
「パンッ!」
ピストルの音に驚き、パニックになりそうな輝明。
離れてみている人たちも心配します。
しかし輝明はすぐに落ち着きます。
秀治は輝明の肩からそっと手を離しました。
胸に手を当てる輝明。
手を当てた場所には、スーツの中に、あのお守りが。
ゆっくりとハンドルを持ち、ペダルに足を入れる輝明。
そして、輝明がペダルを踏み、スタートしました!
「よし!行け!」
秀治が叫びます。
輝明の背中を温かい目で見送る秀治。
「大竹さん!」
「お兄ちゃん!」
「大竹さん!」
「テル!」
「輝明おじちゃん!」
「大竹さん!」
「お兄ちゃん!」
「大竹さん!」
輝明を力いっぱい応援する家族、動物園の仲間たち。

次の応援ポイントへ移動する一同。
秀治が輝明が走る方向を指差し、
「ほら、あそこ、あそこあそこ!ほら!輝明!」
「テル!」
「お兄ちゃん!」
「輝明おじちゃん!」
輝明は順調に走り続けます。

頑張っている輝明を見て、それぞれに輝明との思い出が頭を過ぎります。

秀治は輝明にありがとうと言われたことを。
「かけっこ、お兄ちゃんが手を引いてくれた。
ありがとう。」

(第10話)

りな。
「りな。都古ちゃんの所にどうやって行くの?」
輝明がお母さんの反対を押し切り、都古の新居に行ったときのこと。
(第6話)
「りな、一緒に来て。」
積み立てが貯まり、ロードバイクを買うことになったときのこと。
(第9話)

真樹は、幸太郎に初めて反抗された後、眼鏡を買いに行ったときのことを。
「これとこれ、どっちがいい?」
「笑った顔。」
(第7話)

幸太郎は、真樹に反抗して輝明のことを探しに行ったときのことを。
「やっぱり僕のこと探そうとしてくれてたんだ。」
輝明が新しい道に進んでいきました。
「…嘘。」
(第7話)

古賀さんは、動物園からいなくなった輝明を野原で見つけたときのことを。
「お父さんは、遠くに行きました。
いつ戻ってくるのかなー。」

「待ってるの?」
(第6話)

三浦くんは、輝明に初めての担当を決めたときのことを。
「大竹さんの担当は、ジンジンです。」
「大竹さんの担当は、ジンジンです。」
(第2話)

園長は、出世のことしか考えてなかった自分のせいで、
体調が悪化したクッピーを、従業員に任せて帰ってしまったときのことを。
「出来ることが多くて、少ないのが悪いってわけじゃないの。
自分が出来ることを一生懸命やればいい。」

「誰かにそう言われたの?」
「お母さんです。」
(第8話)

古賀さんの話が泣けましたね。
お母さんの回想も入ると思いましたが、たくさんありすぎたのでしょうね。

長い上り坂で、疲れて止まってしまう輝明。
「輝明…。」
心配そうなお母さん。
動物園でもらった黄色い水筒を手に取り、ゆっくり飲みます。
そして、お守りに手をかざしました。
「テル…。」
都古も胸の詰まる想いで呟きます。

ゴール付近。
祈るように輝明を待つ一同。
他の選手が次々とゴールしていく中、輝明が姿を現します。
「テル!」
「おお、輝明!」
「お兄ちゃん!」
「ゴールはもうすぐ!」
「輝明おじちゃん!」
みんな喜びながら輝明を迎えます。
ところがその時、トビの鳴き声が聞こえ、輝明は止まってしまいます。
ゴールを目前にして、コースを外れ、トビの鳴き声を追う輝明。
「輝明!」
輝明のところに行こうとする秀治を、お母さんが止めます。
「待って!…待ちましょう。」
お母さんは輝明のことを信じようとしてるんですね。

トビの鳴き声を聞きながら、トビを探す輝明。
見渡しのいい場所でロードバイクを降りて、探し続けます。
そして、大きな木の枝に止まるトビを見つけました。
「トビ。」
トビをじっと見つめる輝明。
やがてトビは、大きく翼を広げ、大空に。
トビが見えなくなるまで空を見つめていた輝明は、笑顔を浮かばせます。

みんなが心配して待っていると、輝明が戻ってきました。
「輝明!」
「お兄ちゃん!」
会場の温かい声援の中、最後の選手としてゴールする輝明。
実況アナウンスが流れます。
「今、39名の選手がゴールしました。完走です。 お疲れさまでした。
これで第17回、東都サイクルロードレース 2006。
すべての選手がフィニッシュしました。本当に お疲れさまでした。」
輝明のところへ駆け寄る家族、動物園の仲間たち。
「テル、よく頑張ったね。」
みんなの顔を見て、輝明が口を開きます。
「お母さん。」
「はい。」
「僕、グループホームに行く。」
みんな驚いて、輝明の顔をじっと見ます。
ゆっくりと輝明の前に出るお母さん。
そして…。
「はい。」
と、しっかりと答えるのでした。
「トビは、タカ目タカ科に属する鳥です。関西ではトンビとも言います。
ほとんど羽ばたかず、尾羽で巧みに舵を取り、
上昇気流に乗って上空に舞い上がる様や、
ピーヒョロローという鳴き声はよく知られており、
日本では最も身近な猛禽類です。」

輝明は自分で新しい世界に行くことを決めました。
新たな冒険です。
でも、不安な表情はありませんでした。
お母さんも決心がついたんですね。子離れの瞬間です。
輝明もお母さんも、すっきりとした、いい表情でした。
お母さんの返事の後の、りなの表情もとてもよかったです。

大竹家のダイニング。
楽しそうにごちそうを作るお母さんと真樹。
りなが降りてきて、ごちそうを発見。
「すごーい!」
つまみ食いをするりな。
「おいしい。
お兄ちゃん、何時に来るの?」

「電話してみる!」
「わざわざそんなことで電話しなくたって。
やめろって。もう。」

呆れながらも、笑顔の秀治。
「いいじゃないの。」
微笑む真樹。
お母さんは輝明を待ちきれない様子で電話をかけます。
「でもさ、良かったよね。
お兄ちゃん、グループホーム気にっているみたいで。」

「まあな。」
「あ、もしもし。大竹でございます。
輝明がいつもお世話になっております。
あの、輝明、お願いできますでしょうか。
…あ、輝明?今日、何時くらいに帰ってくる?
少しでも早く帰ってらっしゃいね。
…え、どうして?
…そんな…。ちょっとでも顔出せないの?
せっかく美味しいものたくさん作っているのに?
…はい。じゃあね。」

残念そうに受話器を置くお母さん。
「輝明おじちゃん来られないの?」
「うん。」
「どうして?」
「…僕にだって予定がある。
…だって。」

その言葉を聞いて、大笑いする家族。

グループホーム「ありがとう」から出てきた輝明。
自転車に乗って出かけます。
ポストの前で止まり、都古への手紙を出して、再び自転車に乗ります。
少し進んだところで、都古が待っていました。
「都古ちゃん、こんにちは。」
「こんにちは。」
「手紙、出したから。」
「うん。待ってる。」

「都古ちゃんへ
今日は、仕事が休みでした。
都古ちゃんと自転車に乗りました。
都古ちゃんが笑っていました。」


真っ直ぐな長い道を、自転車で進んでいく2人。
輝明はどこまでも、どこまでも、自分の人生を歩き続けます。
「僕にだって予定がある。」都古とのデート!
家族より都古を選ぶようになっていましたね。
2人の道はどこに繋がっていくのでしょう。
きっと、最後に出てきた道のように、
真っ直ぐで果てしなく長い道を歩んでいくことでしょう。

これで、「僕の歩く道」はおしまいです。
そして、「僕・道」シリーズも最終章なので終わりです。
3部作とも、じわりじわりと、緩やかな感動を与えてくれました。

1作目の「僕の生きる道」。
死を宣告され、最初は投げやりになった中村秀雄(草なぎ剛)ですが、
担当医(小日向文世)の言葉と、読み終えていない本をきっかけに、
考え方を変え、死ぬまでの間にどう生きるかを模索します。
「この本は忙しくて読めなかったのではない。
読もうとしなかったのだ。」
そして精一杯生き、恋をして、結婚して、
教師という仕事をまっとうして、穏やかに亡くなりました。
このドラマでは、草なぎ君は役作りの為に9kgも減量しました。
最終回の日は、旦那のお友達も遊びに来ていたのですが、
夫婦でドラマに見入って、お客さん無視で涙を流しちゃいました。

2作目の「僕と彼女と彼女の生きる道」。
凛ちゃん役の美山加恋ちゃんがかわいかったですね。
愛のない夫婦関係に疲れた妻(りょう)が、
離婚を申し出て、一人娘の凛(美山加恋)を置いて、
家を出て行ってしまいます。
なぜ妻が出て行ったのかわからないまま、
1人で娘のことを見なければならなくなった小柳徹朗(草なぎ剛)。
外で会った妻から「私、凛を愛していない。」という言葉。
そして、凛の家庭教師(小雪)からは、
「あなたは凛ちゃんを愛していない。
愛していないことすら気付いていない。」
と言われ、両親に愛されていない凛は何なのだろうと考え始めます。
冷徹仕事人間だった徹朗は、少しずつ現実を受け入れ、
いつしか親として娘を愛していけるようになりました。
娘への愛が確実になったとき、元妻が凛を引き取ることに。
駅のホームで凛を乗せた新幹線を追いかける徹朗の姿に泣きました。

そして、3部作の最終章。
「僕の歩く道」。
淡々と進んでいく前半はこのシリーズの特徴ですね。
そして、後半からぐっと引き込まれます。
前2作は、何かをきっかけに主人公が変わっていく姿が描かれていましたが、
このドラマでは主人公が成長はするけれど、輝明は輝明のまま。
純粋に生き、単純な答えを出す自閉症の輝明が、
周りの人たちにたくさんのことを気付かせます。
そして自分も、自立への道を歩き出しました。
たまに観る障害を扱った番組というのは、「大変」が重視されますが、
「僕の生きる道」は自閉症者が周りの人たちに元気を与えてるドラマです。
ネットを通してですが、障害を持ったお子さんのお母さんがたと
お話する機会があります。
どのお母さんがたも、元気で素晴らしいお母さんたちです。
お母さんたちはみんな、「子供に癒されてる」と言います。
もちろん、大変だったこともたくさんあるでしょう。
でも、それを乗り越えられるくらいのものがあるのでしょうね。
きっと輝明のお母さんも、輝明に癒されながら生きてきたのでしょう。
動物園の人たちも、いい人たちですね。
園長は出世して本社に戻ることになりました。
新しい園長はどうなのでしょうか。
もしかしたら、新しい園長は意地悪かもしれない。
でも、古賀さんや三浦くん、出戻ってきた都古、そして元園長が上から、
輝明の味方になってくれることでしょう。
できれば、その後の動物園の様子を見てみたいなあ。

とてもとても長い、あたしの「僕の歩く道」を読んでくださって、
ありがとうございました。
これで、ドラマレビューはおしまいです。
このドラマの為に時間を費やし、
ブログの主旨である「育児日誌」をすっかりサボってしまいました(笑)
次回からは、子供をネタにした「育児日誌」を再開します。

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僕の歩く道
posted by きーまま at 15:11| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | テレビっ子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月16日

僕の歩く道10

輝明の胸で泣く都古に優しく話し掛けます。
「手紙、出したから。」
「うん。待ってる。」
目を見開き、輝明は立っています。
「ごめん。」と言い、輝明の胸から離れる都古。
「どうしたの?」
「ううん。何でもない。」
都古は涙を拭い、笑顔を見せます。
「ロードバイク、カッコイイね。
見せに来てくれたの?すごいよ、テル。
…せっかく来てくれたんだけど、私行かなきゃいけないから。」

「どこに?」
「仕事。」
「河原さんの動物病院。」
「うん。」
「約束だからね。」
「え?」
「結婚ていうのは、ずっと一緒に仲良くしようって、約束すること。」
「…うん。」
思い出したように頷く都古。
そして輝明は穏やかに微笑むのでした。
「来てくれてありがとう。じゃあね、バイバイ。」
「バイバイ。」
都古は歩き出し、動物園に向かいます。
輝明から離れると、再び都古は悲しげな表情に戻りました。
その背中をじっと見つめる輝明。

輝明は家に帰り、都に手紙を書きます。
「都古ちゃんへ
今日は、仕事がお休みでした。
ロードバイクに乗りました。
都古ちゃんが泣いていました。

輝明は泣いている都古を見て、何を感じたのでしょう。
手紙を書き終え、ベッドに入るが、寝付けない様子の輝明。
仰向けになった輝明の瞳から涙がこぼれ落ちていました

亀田さんの喫茶店に行き、コーヒーを飲む輝明。
亀田さんが語ります。
「ロードバイクに出会ってしまった者は、
やがて、新しい自分に出会うことになる。
ロードバイクに乗っているとね、新しい世界が見えてくるんだよ。
走るのは気持ち良いだけじゃない。辛い時だってある。
風を感じ、空を感じ、大地を感じながら、辛さを乗り越えた時、
そこにはどんな世界が待っていると思う?
それは、ロードバイクに乗る者だけが知ることが出来る世界なんだ。

亀田さんの言葉を聞きながら、何か考えている輝明。

輝明は家に帰り、自分のの部屋で
『17th TOHTO CYCLE ROAD RACE 40km 12.16』と書いてあり、
ロードバイクに載っている人たちの写真が載った紙を見つめます。

ダイニングテーブルで雑誌を見ているりな。
そこに秀治がやってきて、りなに話し掛けます。
「りな、ちょっといい?」
「やだ。」
「俺が説教するとでも思ってるのか?」
「そうでしょ。」
「ああそうだ。」
秀治は雑誌を取り上げ、
「大学卒業したら、家出るんだって?どうして。」
返事をしようとしないりな。
そこへ輝明が降りてきて、振り返る秀治。
りなは雑誌をさっと取り戻して、また読み始めます。
「お兄ちゃん、こんばんは。」
「こんばんは。」
何か言いたそうな輝明。
「どうした?」
「お風呂?」とお母さん。
イスに座り、先ほどの紙をテーブルの上に置く輝明。
「レース?」
「うん。」
「見に行きたいの?」
頷かない輝明。
「もしかして、出たいの?」
「まさか。」と秀治が笑います。
「出たい。」
「はあ!?」
「これ、どれだけ走るの?40キロだよ。
40キロって、ものすごぉーく、長いんだよ。」

「そんな長距離、危険だし…。大勢の人が参加するんだろ?
そういう場所、輝明苦手なんだから。周りに迷惑かけるだろうし。
それに、大体、レースって競争だよ?
輝明は、競争がどういうことかわからないだ。」

「うん。ちょっと、照明には難しいかな。」
「はっきり無理って言った方がいいよ。」
「お風呂、入る。」
「輝明。レースは無理!わかった?」
「お湯の温度は39度。」そう言い、お風呂に向かう輝明。
「無理かどうかはわかんないじゃん。」
「輝明のことはともかく、りなはどうなんだよ。
うちを出てどうするの?やりたい事はなに?」

「もういいでしょ。」
秀治を振り切るようにダイニングから出て行くりな。
「おーい、りな。何考えてんのか…。」
お母さんは輝明が置いていった紙を手にし、見つめます。
りなは、輝明が自分から新しい道に自転車で行けたところを、
目の当たりにしてますからね。
輝明の可能性を信じているのでしょうね。

都古への手紙。
「都古ちゃんへ
今日は、動物園に仕事に行きました。
亀田さんの店に行きました。
レースに出たいです。」


河原家では、都古が料理中。
「ただいま。」河原が帰ってきた。
「お帰りなさい。」
「何作ってるの?」
「明日の準備。」
「なんか疲れてる?大丈夫?明日。」
「うん。大丈夫。」そう言って、笑顔を見せる都古。
「そう。よろしくな。みんな楽しみにしているから。」
「結局何人来る?」
「8人。」
「わかった。」
「8人も来たらここも狭いよな。
そろそろマイホームも考えないとな。…あと子供のこともな。」

「子供…?」
結婚したら子供を持つものだろ?
子供がいるってことは、家庭円満ってことだし。
子供がいたら離婚になんか。

都古の表情が曇ります。
「あ、いたんだよ。子供がいたら離婚になんかならなかったってやつが。
斉藤ってヤツなんだけど…そいつの話はどうでもよくって。
都古だってそろそろ考えるだろ?マイホームとか子供。
家族設計っていうの?」

「…うん。そうだね。」都古は無理に笑います。
今どき、結婚したら子供を持つものと考えている河原って…。
単に子供が欲しいんじゃなくって、
家庭円満に見せかけるためだけに、子供を?
子供がいたら離婚になんか?はあ?
育児方針の違いで、離婚に至る夫婦は少なくないですよ。
子供を何だと思っているのでしょう。
見せ掛けの道具じゃありませんよ。
河原のところに子供が生まれたら、子供がかわいそう!
クソ女みたいな父親になってしまうんでしょうね…。

翌日、疲れた表情で掃除する都古。
花を飾り、料理の準備をテーブルに並べる都の姿に納得した表情の河原。
キッチンからジュっと音が聞こえました。
「あっ…!」
慌ててキッチンに戻ると、焦げたニンジンが…。
「ワイン買ってくる。」
「私もスーパーへ行く。」
「ん?何買うの?」
「ニンジン、焦げたから。」
「いいよ、わざわざ。他にもたくさん食べるものあるんだし。」
「ううん。作り直す。」
健気ですね…。

スーパーに走り、ニンジンを買いに行く都古。
ニンジンを持って、レジに向おうとすると、人とぶつかってしまいます。
都古がよろけ、ジャガイモの山に当たってしまいます。
ジャガイモの山が崩れ…。
床に転がったジャガイモを、呆然と見る都古。
都の手から、ニンジンが落ちます。
崩れるジャガイモの山を見ていたら、
今まで必死に耐えていた心も崩れてしまったんですね。
この辺の演出が非常にうまいですね。

河原が帰宅。
「なあ都古、いいワインがあったんだ。」
と話し掛けるが、そこには都の姿がありませんでした。
「都古…?」
家の中で都古を探す河原。
寝室のドアを開け、中に入ると、開けっ放しのクローゼット。
そこには空のハンガーがいくつかありました。
振り返ると、ガラスのテーブルの上に、結婚指輪が置いてありました。

その頃、都古は電車の中。
窓の外の風景を、ただぼーっと眺める都古。
やがて、大きなカバンを持った都古は、
浜辺で夕日に染まる海を眺めていました。

食卓を囲む大竹家。秀治一家も一緒です。
「先輩の会計事務所、りなのこと雇ってくれるって言ってる。
いい話だから考えてみたら?」

秀治がりなに話し掛けるが、反応しないりな。
「聞いてる?」
「うん。」
「あっ!」と幸太郎が声をあげます。
「どうしたの?」と真樹。
「輝明おじちゃん、どうしたの?」
みんなが輝明を見ると、輝明が涙をこぼしています
席を立ち、茶碗にご飯を盛る輝明。
心配して見つめる一同。
お母さんがリビングからティッシュを持ってきます。
「輝明。涙が出てるから拭きなさい。」
輝明は渡されたティッシュで涙を拭き、
何事もなかったかのように、食事を続けます。
「今日は仕事、しっかりやれた?」
「やった。」
「何か、嫌なことあった?」
「ない。」
「お昼ごはん、何食べた?」
「チキンカレー。」
「おいしかった?」
「おいしかった。」
「そう…。」
心配そうなお母さん。
「何でもないんじゃない?」と、りなが冷静に言います。
すると真樹が小声で
「泣いているのに?」
「たまに、変なときに突然泣くことがあるんです。
よくわかんないけど。ね?」

「ああ。」
「大丈夫だって。お兄ちゃん食欲だってあるし。」
心配そうなお母さんにそう言って、食事を続けるりな。
輝明は都古とシンクロしてるんですかね?
そう言えば、先週の放送での一幕で、都古の回想シーンがありましたね。
都古が淋しい思いをしているところに、輝明がタイミングよくやって来た。
都古の気持ちを一番理解していて、通じる物があるのかな?

夜、ぐっすりと眠る輝明をベッドの脇で見つめるお母さん。
輝明の頬を撫でています。
その様子を、りなが部屋の外から見ていました。
お母さんが立ち上がり、部屋を出ようとすると、りなが話し掛けます。
「寝てる?」
「うん。ぐっすり。」
「ほら。やっぱり何でもないよ。
お兄ちゃん何かあったら、眠れなくなるんだから。」

「うん。」
部屋を出ていくお母さんとりな。
りなとしては、複雑なんでしょうね。
自閉症の子を心配するお母さんの気持ちはわかるけれど、
自分はここまで心配してもらえることができなかった。
小さいころから、淋しい思いをしていたんでしょうね。
この時は輝明はよく眠れていたようですが、
都古に泣かれたときは眠れていませんでしたね。

都古は旅館に泊まり、眠れぬ夜を過ごします。
携帯が着信で震えます。河原からです。
都古は出ません。
出る気がないなら、着信拒否とか電源切るとかすればいいのに…。
河原家では、朝と同じ状態で食事が並べられたままのテーブル。
結局、友達は来なかったようですね。
河原からキャンセルしたのでしょうか。
友達に見放されてたりして(笑)
朝も、河原から携帯に着信。
都古は旅館から見える景色を眺めていました。

いつものように、都古に手紙を出し、動物園に向かう輝明。
家では、りなが起きて、パジャマ姿で降りてきます。
すると、お母さんが出かける準備をしています。
「おはよう。」
「あ、おはよう。」
「どこか行くの?」
「動物園。」
「お兄ちゃんの?」
「やっぱり、何か変わったことがないか…
園長さんに聞いてみようと思って。」

「何かあったら向こうが言ってくるでしょ。わざわざ行くことないよ。」
「何もないと思うけど…行ってくる。」
そう言って、出かけようとするお母さんの姿を見つめるりな。

動物園で掃除をする三浦くんと輝明。
「ロードバイク、乗ってます?」
「はい。仕事が休みの日に乗ってます。」
「気持ちいいんだろうな〜!」
「風を感じ、空を感じ、大地を感じながら、辛さを乗り越えた時、
そこにはどんな世界が待っていると思う?」

「はい?」
「それは、ロードバイクに乗る者だけが知ることが出来る世界なんだ。」
輝明はそう言いながら微笑み、空を見つめます。
三浦が微笑ましく輝明を見ています。

事務室で園長と古賀さんと対面するお母さん。
「仕事中、とくに変わった様子はないと思いますよ。」
と古賀さんが言います。
「そうですか…。」
「何か、気になることがあったんですか?」
と園長が聞きます。
「ええ。何でもないことだと思ったんですが…
念のため、お話を伺おうと思いまして。」

「そうですか。
何か気になることがありましたら、すぐにお知らせしますから。」

「ありがとうございます。よろしく、お願いいたします。」
行った先は動物園なんですね。
こういうときこそ、堀田医師の所に行くべきじゃ…?お母さん。
輝明の涙に対して、堀田医師の説明が欲しかったです。

夜、輝明が眠った後、ダイニングテーブルで寝てしまったお母さん。
りなが玄関を開け、帰ってきます。
音に気がついて起きるお母さん。
「あ、お帰りなさい。」
「ただいま。」
遅かったのね。
輝明、動物園で、とくに変わったことないみたいだった
。」

そんなの最初からわかってたじゃん!
りなはそう言い、ダイニングを出て、階段を駆け上ります。
すれ違った秀治が、りなの背中を見ます。
りなが怒るのがなんとなくわかりますね。
遅く帰ってきた自分を心配するどころか、いきなり輝明の話。
同じお母さんの子なのに、お母さんは輝明のことで頭がいっぱい。
小さいころから同じ思いを何度もしてきたのでしょうね。

旅館では膝を抱え、考え込む都古。
亀田さんの喫茶店ではレースのポスターをじっと見つめる輝明。

輝明と亀田さんが2人並んで、ロードバイクで公園を走ります。
輝明に合わせ、走行する亀田さん。

秀治がダイニングににやって来ます。
「りなは?」
「今日も遅くなるんじゃないかな。バイトがあるから。」
「りな、何か目的があって、うちを出るって言ってるんじゃないんじゃない?」
「どういうこと?」
「お袋を心配させたいだけなんじゃないかな。
子供の頃から、お袋は輝明のことで頭が一杯だった。
とくに昔は、今よりずっと、自閉症を理解してもらうのが大変だったから。」


一方そのころ、堀田医師を訪ねるりな。
「大学を卒業したら、家を出ようと思うんですけど。
やっぱりお兄ちゃんのことを思うと複雑で…。
最近夜眠れないし。」

「輝明さんのことが心配なんですね。
りなさん。
今日は、あなた自身のことをお聞きしましょうか?」

「え?」

ダイニングテーブルに、向かい合って座る秀治とお母さん。
「お袋は、わかっていたはずだよ。
りなが寂しい思い、ずっとしてたこと。
お袋に、甘えたくても甘えられなかったこと。
お袋が、りなにずっと甘えてきたから。」

そこへ輝明が帰ってきた。
「お帰り。」
「ただいま。」
「お帰りなさい。」
うがいをする輝明を、お母さんは見守るように見つめます。
うがいが終わり、輝明がお母さんと秀治の前に立ちました。
「どうした?」
「出たい。」
「出たい?」
「出たい。」
「何のこと?」
「ロードバクのレース?」
「そうなのか?」
「はい。」
「まだそんなこと言ってるのか。」
「出たい。」
「無理なものは無理!」
「出たい。」
秀治は立ち上がり、
「出たいなら自分1人でやれよ!
人の手を借りて当然だなんて思うな!」

「ちょっと…」
「人に迷惑をかけて当然だなんて思うな!
ずっと兄妹が面倒を見てくれるだなんて思うな!」

「秀治!」
黙って部屋に行ってしまう輝明。
「輝明に当たらないで!」
お袋、気付いてたよね。
小学校の時、輝明のことで俺がいじめられてたの。

辛そうな表情のお母さん。
じゃあ、輝明がクラスで問題を起こす度に、
輝明の担任が俺に不満ぶつけてたことは?

そんなことが、あったの?
ああ。いい迷惑だったよ。
涙を浮かべるお母さん。
秀治が去った後、涙があふれ出てしまいます。
兄も辛い。兄の言葉にお母さんも辛い。
学校でいじめられ、輝明の担任に不満をぶつけられ…。
やっとここで、幸太郎と輝明の間に距離を置きたいという、
秀治の気持ちがわかりました。
幸太郎も最初は、輝明のことを隠そうとしていましたよね。
今はとても仲良くなっていますが。
秀治が小学生のときは、まだ自閉症について、
世間ではあまり知られていませんでしたからね。
それこそ、親の教育がどうの…なんて言われていたころでしょう。
輝明の担任も、情報が少なくて大変だったんでしょうね。
だからと言って、兄に不満をぶつけるのは良くありませんが。
輝明の担任に不満をぶつけられても、
そのことはお母さんに言えなかったんですね。

堀田医師に語るりな。
「母に何か話をしようとしても、ちょっと待ってって言われました。
母はお兄ちゃんのことをしていました。
母の話はよく聞かされました。ほとんど愚痴です。
お兄ちゃんのことで疲れると、私に愚痴をこぼすんです。」

「辛かったですね。」
しょうがないと思っていました。
父は、お兄ちゃんのことを母に任せきりにしていたし、
母は本当に辛そうでしたから。」

「あなたのお陰で、お母さん、ずいぶん助かったんでしょうね。」
でも、りなさんは、ずっと我慢してきた。
自分の気持ちを抑えてきたんですよね。
本当は、どうしたかったんですか?」

「…お母さんに…。
うっ…。甘えたかった…。」

りなは子供のように、大きな声をあげて泣き出した。
「うぇーーーん!」
りなは涙を止めることが出来ませんでした。
堀田医師によって、本音をぶちまけたりな。
いつか、淋しい思いがどこかで爆発すると思っていましたが、
堀田医師の前でよかったですね。
輝明の担任は兄に不満をぶつける。
お母さんは娘に愚痴をこぼす。
そして、兄と妹はぶつけるところがなく…。
積もり積もった物が、今回一気に溢れ出てしまった。
まるで、山積みになったジャガイモが、
何かの拍子で崩れ落ちるかのように。

秀治は自分の家に戻り、ソファーに憮然と座ります。
真樹がキッチンから話し始めます。
「ねえ、今日テレビのドキュメンタリーで見たんだけど、
自閉症の人たちが、4人で一緒に暮らしてた。
結構自立できている人たちで。
あ、もちろん食事の世話をしてくれる人たちはちゃんといるんだけどね。
それって、グループホームっていうのね。
輝明さんよりも自閉症が重いような人たちもいたんだけど、
ああ、ちゃんと親元離れても、暮らしていけるんだなー…」

「黙っててくれないかな!!」
ホント、真樹黙れ。
やっぱり輝明を追い出したいのね。

自分の部屋でレースの紙を見て、何やら考えている輝明。

りなが帰宅します。
「ただいま。」
「お帰りなさい。」
「ただいま。お風呂入るね。」
りなはいつもの明るい表情に戻っていました。
「はい。」と笑顔で答えるお母さん。

リビングのソファーに座り、考え事をしているお母さん。
風呂から出てきたりなは、お母さんの背中が目に入ります。
そして、お母さんの肩をそっと揉みます。
「気持いい。」
そう言って、お母さんはりなの手の上に自分の手を乗せます。
「りな、ごめんね。」
りなの手を両手で握り締めるお母さん。
りなは、その手を見つめ、お母さんの背中を抱きしめます。
お母さんは、りなの頭を、子供をあやすように撫でるのでした。
通りかかった秀治は、そんな2人を見て、納得した様子。
ここに親子愛あり!ですね。

部屋でツール・ド・フランスのビデオを観賞する輝明。
「輝明。入るよ。」秀治が部屋に入ります。
ゴミ箱にはレースの紙が捨ててありました。
「輝明。」
「はい。」
「レース、出たいの?」
無反応でビデオを観る輝明。
「小学校の時の運動会、覚えてる?かけっこ。
輝明、競争の意味もよくわからなくて、
コースをちゃんと走れなかったんだよな。
自転車のレースのコースって…」

「お兄ちゃんが、手を引いてくれた。
かけっこ、お兄ちゃんが、手を引いてくれた。」

ビデオを観ていた視線を、秀治の顔に向ける。
「ありがとう。」
と言うと、再びビデオを観る輝明。
さっきの続きの言葉を失い、輝明の横顔を見る秀治。
「さっきはごめん。キツいこと言って。」
そう言って、ゴミ箱からレースの紙を拾い、机の上に置く秀治。
記憶力がありますからね、輝明。
ただ、覚えていた部分が違っていたんですね。
秀治は迷惑をかけられたという記憶。
しかし、輝明は手を引いてもらったという記憶があって、
思い出して「ありがとう」と言いました。
主題歌の「ありがとう」が生きてくるシーンですね。
こんな僕でも見捨てなかった。
こんなにも素敵な人たちが側にいてくれた。


旅館の部屋で携帯のアドレスを開く都古。
「大竹」と表示されている画面を見ます。
電話をしよとするが、時刻は、0時19分。
かけるのをやめ、更にアドレスを見ます。
「お母さん」のところで手が止まるが、かけようとせず、携帯を閉じます。

動物園でジンジンの世話をする輝明。
帰り道、いつもの野原を通り、
葉っぱがほとんど落ちてしまった、あの木を見つめます。
そしてまた歩き出す輝明。
都古の淋しさを表現しているようでしたね。

輝明が帰宅すると、家の電話が鳴りました。
少し迷って、勇気を出して電話にでる輝明。
「はい。」
携帯を耳に当てる都古。
かけてきたのは都古でした。
輝明の声に驚いて、言葉が出ない都古。
沈黙が続いて…
「都古ちゃん。」
慌てて携帯を切る都古。
都古は一言もしゃべってないのに、輝明は都古だと気付きましたね。
なんとなく、雰囲気で伝わったのでしょうか。
「お帰り。」りなが声をかける。
「ただいま。」
「電話かかってきた?」
「うん。」
「誰?」
「都古ちゃん。」
「何だって?」
「何も言わなかった。」
「え?」
自分の部屋に行く輝明。
電話の相手が都古だってこと、確信してますね。

「ごめんね、テル。
…約束、守れなかった…。」

そう言い、浜辺でなく都古。
都古の携帯が鳴ります。
「もしもし。都古?明日ランチしない?」
千晶からでした。
千晶の携帯から波の音が聞こえます。
「もしもし?…え?今、どこ?」

動物園。
輝明がジンジンをひざに乗せ、エサをあげるが、ジンジンは食べません。
「三浦さん。」
「はい。」
「ジンジンが元気じゃありません。」
「エサ食べました?」
「食べません。」
「田原先生に見てもらいましょう。」
「はい。」

都古が海岸に座り、海を見つめていると、千晶がやって来ました。
「都古!ランチしよう。」
都古と並んで座る千晶。
「いい所だね。暫くここで、のんびりするのもいいんじゃない?」
ため息をつく都古。
「はあ…のんびりなんて出来ない。どんどん落ち込む。
時間が経てば経つほど、自分がどんどんダメに思えてくる。」

「暇な時間が多いから、そういうことばっかり考えちゃうんだよ。
都古…全然寝てないでしょう。」
「眠りたくても眠れない。」
「いつから?」
「家を出る一週間ぐらい前から、落ち着かなくなって寝付けなくなった。」
河原の同級生の話を聞いてしまってから…ってことでしょうか。
「帰ろう、安心して眠れる場所に。」
「どこに帰ればいいの?」
「うちおいでよ。
…都古?」
「ん?」
「もしかして、お母さんのこと考えてた?
お母さんも変わったんじゃない?年も取ったことだし。」
「お母さんの所へは絶対に帰らない。
昔も今も、お母さんの所は私が安心できる場所じゃないから。」

海を見つめる都古。
お母さんの所は安心できない…か。
あたしが子供たちにそう思われたら辛いな。

優しくジンジンの世話をする輝明。

都古はある団地の前に来ました。
見上げると、ベランダで洗濯物を取り込む都古のお母さん。
お母さんが家の中に入るのを見て、携帯で電話をかける都古。
「はい、もしもし。」
「お母さん?都古だけど。」
「今どこにいるの!?
河原さんから連絡があったけど、うち出たってどういうこと?」
「ごめんなさい。」
「すぐに河原さんの所に戻りなさい。」
「お母さん、私の話も聞いてよ。」
都古の言葉をさえぎるようにしゃべる都古母。
どうせ都古が悪いんでしょう。
離婚なんて絶対にダメよ。
親が離婚しているからって言われるから。
早く帰って河原さんに謝りなさい。いい?わかった!?」
「…じゃあね。」
携帯を閉じると、団地を後にする都古でした。
お母さん、そりゃないよ。
我が子の言いたい事も聞かずに、「どうせ都古が悪いんでしょう。」って。
子供には子供の言い分もあるんだから。
何があったのか、聞くくらいのことしてもいいでしょうに。
それと、親が離婚してるから何なんです?
片親でも、親がいなくても、愛情を持って育てていれば、
周りにグダグダ言わせる子供になりませんよ。
なるほど、安心して帰れる場所ではないですね。

バス停のベンチに座り込む都古。
バスが来ても、乗ろうとしません。
都古はただ、ただ、泣いていました。

動物園にふらりと現れる都古。
園内を歩くが、三浦くんの姿を見かけ、逃げるように引き返します。
夜になり、都はまだ動物園にいました。
テンジクネズミの小屋を覗く都古。
「ジンジン。」
その時、門が開く音がします。
「こんばんは。」
振り返ると、そこには輝明が立っていました。
「都古ちゃん、こんばんは。」
「まだ、いたの?」
「ジンジンが元気じゃないから。」
第1話では、逃してしまったテンジクネズミを置いて、
定時に帰ってしまった輝明が、
今度はジンジンが元気がないからと、残って世話をしてる。
都古からの手紙、
「テルは動物園の飼育係です。
テルの動物園の動物たちが元気でいられるよう、
一生懸命お世話をしてください。約束です。」
が生かされています。

事務室に入る輝明と都古。
「誰もいないの?」
「三浦さんが、動物たちの様子を見にいってる。」
「そう。少し、ここにいてもいい?」
「うん。」
輝明の後ろの席に座る都古。
「手紙、出したから。」
「うん。待ってる。」
勉強を始める輝明。
「アメリカビーバーは、北アメリカの河川や池に広く分布しています。
ダムを作るという生態はよく知られ、時には直径50cm近い木でも、
発達した門歯でかじり倒しその材料とします。
枝や小石、泥を固めて作られた巣の入り口は常に水没するような高さに作られ、
外敵の侵入を防いでいます。
また、この泥の壁によって冬の寒さを防ぐこともできます。
平らな形をした尾は舵の役割を果たすといわれます。
また、この尾は水面をたたいて大きな音をたて、
ほかの個体に警戒を呼びかける際にも使われます。」

そんな輝明を微笑みながら見ていた都古は、
やがて、机に突っ伏して眠りにつくのでした。
アメリカビーバーの説明を読み終えた輝明は、
作業着のジャケットを脱いで、都古の背中にかけてあげました。
そしてまた、勉強を始めます。
「フクロテナガザルはマレー半島インドネシアのスマトラ島の熱帯雨林に生息しています。
腕を広げた長さは2mにも達し枝から枝へと飛び移りながら移動します。
最大の特徴は大きな鳴き声。
のどにある袋をプゥッと膨らませ、
周囲4kmに響き渡るといわれる大声で鳴きます。」

都古が安心して眠れる場所…それは、輝明の側だったんですね。

今回は、親子・きょうだいについて、考えさせられることが多かったです。
子供は子供なりに、親の行動で我慢している事があるんだなあ。
子供の中で、1人手がかかる子がいると、
そのしわ寄せはきょうだいに行ってしまうんですね。
あたし自身も、1人にずっと手がかかっているわけではないけれど、
瞬間、瞬間で身に覚えが…。
「後でね。」「ちょっと待って。」はよく使ってしまっています。
子供にとっては、淋しい言葉ですね。

さて、来週は最終回です。
動物園で輝明が三浦くんに
「鳥は、ここを出たら、どうなるんですか?」
と聞いています。
輝明が独立するんですかね?都古のことですかね?
お母さんは堀田医師に
「どこかに、預ける…ってことですか?」
と聞きます。
輝明を預ける方向かな。
都古が
「私がテルを必要としてたの。」
輝明と都古が結婚しちゃったりして。
「レースに出るか!」
「出よう!」
「出よう。」
レース用のスーツを着た輝明が、祈るようなポーズ。
写真立てを持ち、撫でながら見つめるお母さん。
レース会場に応援に来ている園長、古賀さん、幸太郎…。
15分拡大ですね。
見逃せません!!

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posted by きーまま at 15:35| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | テレビっ子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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